2020.07
日時 7月9日(木)10:00~12:00
会場 アルカディア市ヶ谷(私学会館)
TEL03-3261-9921(JR/地下鉄・市ヶ谷駅下車)
演題 近時の裁判例から見る引用に関する実務上の留意点
講師 澤田 将史 弁護士 (三村小松山縣法律事務所)
概要
引用の要件についていわゆる総合考慮説を採用した美術品鑑定証書事件判決か ら、10年が経とうとしている。
その後の引用に関する裁判例を見ても、同判決ほどに注目を集めたものはないが、それらの裁判例を検討することで、引用に関する裁判所の判断の傾向を知ることができる。
本研究会では、美術品鑑定証書事件判決後の主な裁判例を紹介し、それらを踏まえて引用に関する実務上の留意点について検討を試みる。
主な講義項目(予定)
1.引用の要件に関する議論の歴史
・パロディ・モンタージュ事件最高裁判決
・美術品鑑定証書事件知財高裁判決
2.引用に関する近時の裁判例の全体像
・裁判所は総合考慮説を採用しているのか
3.美術品鑑定証書事件判決後の主な裁判例の検討
・「新おかやま国際化推進プラン」パンフレット事件判決
・大阪市ピクトグラム事件判決
・創価学会会長写真批評事件判決 など
4.近時の裁判例から見る実務上の留意点
※詳細・申込みにつきましては,以下リンク先を御覧ください。